少年A。
いま話題になっているAといえばあれだ。
そしてマスコミは微妙な距離感で記事を書いている。
当たり前だわな。
本来なら待ってましたとばかりに叩きまくるはずなのだが
「言論や表現の自由」を自ら否定できるわけもなく。
手記出版について報道しちゃった時点で負け確定。
まんまとタダで宣伝してやったことになるし
「報道しない」という制裁をしなかったことになる。
本にするということは商的目的以外にありえない。
謝罪目的なら直接遺族にメッセージを送ればいいのだし
印税を何に使うかなんて遺族にしてみれば知ったこっちゃないはずだ。
彼が6年そこそこの「刑期」で世に戻ってきたことは、いまさら何を言っても無駄。
悪法も法なのだ。 甘かろうがなんだろうがそれが法律であり法治国家というもの。
ただね 我々大衆は騒がないとダメ。
たとえば異常性がある事件なら精神科医のOKが出るまで絶対に外に出さないとか
少年法にも厳罰があってしかるべきとか
政治を動かすくらい騒げばいいんだ。
仮に厳罰化が進み 自分の子が重大犯罪を犯して10年も20年も塀の中に入るようなことがあったとしてもね。
そもそもコンクリ事件のときに散々議論されたはずだ。
少年だって更生を望まれないような事件を起こすことがあるし
凶悪な意思で実行され、未熟では説明がつかないものもある。
幼稚園に娘が通っていたとき、ある男の子がこんなことを言い出した。
「掃除用具ロッカーに閉じ込められた」 先生に虐待されたというのだ。
緊急で父母会が開かれてね、先生はそんなことしてないというし
男の子の親は裁判だのクビにしろだの泣きわめいている。
まあこの書き方だと結果はお察しだろうが、結果として「男の子が嘘をついていた」のだ。
5歳そこそこの子が先生をハメるためにウソをつくのだ。 そして何がダメージになるか知っている。
たった5歳と見くびってはいけない。 大人を騙すほどの巧妙なウソをつく。
そしてほかの子供たちは、その男の子の危険な行動を理解していて
先生はそんなことしてないと全員が証言した。
話は大きく脱線してしまったが、少年Aの手記はもう発進してしまった。
マスコミの話題という追い風を受けてね。
買わない読まないは消費者が決めればいい。
すべては自由。
なにか問題が起こったら しっかりと責任をとっていただければ私はもんく言わん。
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- 2015/07/05(日) 06:46:53|
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