改憲だとかなんだとか、つい今週のはじめには大騒ぎしていたのだが
オリンピック施設の白紙問題で国民の関心は移動。
マスコミも野党もホッとしてるに違いない。
だってさ、平和が理想なのは誰でもわかってるし、戦争なんて安倍首相だってしたいとは思ってない。
どーしても戦争したいのは軍需産業が生命線のアメリカだけだ。
だけど否定的な目で見なければ、集団的自衛権の内容も各党十分理解できる内容。
報道番組に駆り出されて「ここは一発 言っちゃってくださいよ」とか放送局に言われても
野党としての反対意見も「じゃあどーすんの?」と言われればそれまで。
話題がすり替わってホッとしてるのは自民党だけじゃない。
今回のオリンピック施設だって、森元首相が怒ってるとか言ってますが
知らなかったわけないじゃんね。今でも自民の重鎮なんだからさ。
騒ぎを大きく見せたいだけの小芝居。 騙されてるフリをするマスコミ。
半年くらいは騒がれると思ってたけど、こんなに早く煙幕張るとはね。
いろんな方のブログを拝見すると、圧倒的に憲法に対して保守的な印象。
まとめ系でネトウヨのスレッドを貼ってるだけっていうのは論外。 せめて自分の意見書いてほしい。
改憲反対の保守派はまともな考えだと思う。 実際70年も戦争には巻き込まれないでこれた。
だけど考えてほしい。 戦争に巻き込まれなかったのは「平和憲法のおかげ?」 「安全保障条約のおかげ?」
なんかね、私は「たまたま」だと思うんですよ。
もちろん日米安全保障条約という虎の威があったからこそなんだけど
朝鮮戦争やベトナム戦争 冷戦構造 日本なんて眼中になかったというかそれどころではなかった。
それがいったん落ち着いて、それぞれの国が発展や減退していったわけだが
発展する過程でどうしてもほしい海路があったり、資源を求めて進出したい海域があったり
ないものはあきらめると割り切れない国が「今後なにするかわからない状況」になってきている。
そりゃね 地面に柵作ってあっちとこっちって印があれば躊躇もするでしょうが
何百年も前の航海図ひろげて「ここは元々我らの海だった」言い出してるんだから
こっちが平和主義だろうがなんだろうが、彼らにとっては知ったこっちゃない。
だから戦争するくらいの力は持ってるんだよと示す必要がある。
ここで私が一番納得できないのは、先日のブログにも書いたのだが
集団的なんて後回しでよかったはず。ということ。
海峡の機雷除去なんて今までもやってきたし、後方支援だって実質やっている。
いずれも間接的に見えるが、じつは戦闘行為と解釈されている。
そりゃそうだよね。機雷設置は戦闘行為だし その除去は無力化という反撃。
後方支援も弾薬のストックや輸送だけでなく、食糧や医療のバックアップも戦争の一部だ。
すでに参加してしまってるものを今さらなんで?と思うのです。
大事なのは「個別的自衛権」
今政権でこのことに触れるのかどうかはわからないけど
自国を守るという意味なら個別的自衛権を見直さなければどうしようもない。
戦争をしろとは絶対に言いませんが
仕掛けられたらどーすんの?って話だよね。
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- 2015/07/23(木) 04:56:29|
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