ちがいがわかるおとこ
違いが分かる男といえばネスカフェ。 今年で49代になるそうで。
そんなにいっぱいいたんだね。
ところが実は「違いがわかる男」という肩書がない人(小田和正 松本幸四郎 市川染五郎など)や
「違いを楽しむ」や「上質を知る人」なんていう肩書もある。
この一貫性のなさが如何にも日本的。 たとえば自動車なんかで言えば東洋産業がマツダだったり
ある日突然オートザムやアンフィニになって、いまはマツダ。 レクサスとかGRとかやってるとこもあるし。
創業のなんたるかを大事にしましょうよ。
ちなみに違いの判らない男 いえねこは知らないことをこっそり調べて、それをブログにして
「このくらい知っててあたりまえ。 お前らも勉強しろよ」みたいなライフスタイルです。
改めまして、ご心配くださった皆様。 一応ではございますが無事退院してまいりました。
体調には十分気を付けていたのですが、こればかりは自分でコントロールの出来ない部分でありまして
指定難病である理由であるかと思います。
スマホからも返事や記事を書くこともできるのですが、あのちんちくりんなタッチパネルには今だ慣れず。
入院中の話。 ほぼ寝たきりの生活になるわけで、たまに回ってくるナースさんとの雑談が楽しい。
そのナースさんの中に一人、ものすごいケバい娘がいまして、割とケバ好きないえねこのお気に入りでもある。
ケバい娘が実は仕事が出来たりすると、そのギャップがいいんですよね。
たとえば、大学生が水商売でバイトしてたりすると「学生のクセにいかがわしいバイトして!」なんて言われたりしますが
逆に水商売の娘が働きながら大学で学んでいる、となると「実はがんばってるいい子」と評価されたりします。
大事なのは見る角度とギャップなのです。
ある夜のこと、毎夜2回見回りに来るナースさん。 いつも通りに回ってきたようです。
いつも寝つきの悪いいえねこはタブレットで動画を見たりして過ごしているので、自分のところに来た時には
ちょっとだけ会話したりするのです。 もちろんほかのベッドでも軽く声をかけたりしてるのが聞こえてきます。
その夜は足音と仕切りのカーテンを開ける音だけ聞こえていたように思います。
足音が近くなり、私のベッドのカーテンが「シャー!」と勢いよく開きました。
補助灯しかついていない病室で、何だか不自然なくらい逆光に浮かび上がるナースの姿。
私はベッドを起こし、タブレットをいじっているのでいつもなら「まだ寝ないのー?」とか言われるのですが
何故かその夜に限っては、黙ったまま カーテンを開けたそのまま おそらくこちらをじっと見たまま
時間にしたら1分程度、ナースキャップをかぶったシルエット、膝丈くらいのスカート・・・・ スカート?
この病院、パンツタイプの制服だったよな? ナースキャップもないはず。

そもそも足音は聞こえていたが、同時に聞こえるはずのワゴンをガラガラ押す音が聞こえない。
「だれ?」 声にならない。 その途端にカーテンを勢いよく閉め「カッカッカッ」と速足の様なテンポで部屋から出て行ってしまった。
次の日、検温にきたナースに昨夜のことを話したら「やめてよね!」って本気で怒られた。
怒られたんだけど、昼間の見回りでちがうナースから「詳しく教えて」って言われた。
なので「カーテンを開けたら うぅぅぅ・・・ て唸ってた」とかちょっと話を盛ってあげた。
次の日になるとなぜか私が幽霊ナースに首を絞められたって話になっていた。。。 なんでやねん。
多分モルヒネのせい。
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- 2019/01/23(水) 11:24:48|
- 何様語録
-
| トラックバック:0
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| コメント:6
そして入院生活とはヒマとの闘いでもある …ツラいよね入院w (経験者)
- 2019/01/25(金) 22:00:52 |
- URL |
- ゆう。@ #0t.r3BLQ
- [ 編集 ]
病院
自殺
不条理な死
執刀医が「危険すぎるからできない」と言ってるのに、老齢のお爺様をムリヤリ手術に持ち込む家族。
朝、4時ころにすすり泣く声が聞こえる廊下
そんな場所ですものね。
深夜、ご自宅で寝ていると、お顔を照らされて
あれ??
と、思っていると、白衣の女性がじーっといえねこサマのお顔を
そして
見たな~~~
って
お~~、怖!
でも、幽霊にしてみればどうしても言いたいことがあるのでしょうから
広い心で聞いてあげたらいかがでしょう?
幽霊とお友達になると、知らないことをいっぱい教えてもらえるかも、、、
本当は、仏もキリストもいない
閻魔様は、賄賂を受け取る
とか
これをばらすと、幽界から追放されてまた娑婆へ?
新しい恋人になったりして
幽霊のお話、もっと聞きたいなあ、、、ほかには?
- 2019/01/26(土) 08:24:33 |
- URL |
- Mrs.PIE #vDT9Vm1A
- [ 編集 ]
もうね、ヒマなもんだからナースステーションに行ったり友達の医師つかまえて話の相手させたり、リハビリ室でウエイトトレーニングしたりw まあこれは退院の数日前の話で、モルヒネのおかげで時間の感覚はほぼなし。久しぶりの痛みのない生活で満足してましたw 阿片最高!w
- 2019/01/26(土) 09:59:20 |
- URL |
- いえねこ #-
- [ 編集 ]
わたし、アチラの世界を信じない人間なのです。しかし、信じないのと見たことがないのは別な話でしてw
見たのは5回くらいでしょうか。 叔父叔母が数日のうちに立て続けに亡くなったときには訃報の前に枕元に来てくれましたし、学生の頃、ずっと家出してたのにふと帰らねばと何かが思わせたんですね。家に帰ると父が危篤。おかげで死に目には間に合いました。何かがあるのでしょうが、それを心霊だとかスピリチュアルな解釈するのはいかがなものかと思っているわけです。
多分ですが脳内やDNAには無数のタイマーとアラームがあってそれに気づく場合と気づかない場合があって、気づいた場合には何らかの形で予見したりするのじゃないかななんて勝手に思う次第でございます。
- 2019/01/26(土) 10:08:43 |
- URL |
- いえねこ #-
- [ 編集 ]
病院に幽霊目撃談が多いのは、本当にモルヒネや薬物のせいなのか?本当に・・・?
・・・・ダメだ。私がいまだに成人病検査を一度も受けてないのは、検査の結果、ちゃんとした病名をつけられて入院する羽目になってしまい、夜中に幽霊に遭遇してしまう可能性を恐れるからでもあります。
ところで私は今、先日酔っぱらって家の中で猫を抱っこしながら遊んで躓き、家具の角に顔面をおもいっきり打ち付けてしまいました。
「怨霊映像 驚篇」みたいな顔の腫れがいまだにとれません。
- 2019/01/26(土) 10:52:17 |
- URL |
- ROM #RS4k0RpE
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少なくとも具合の悪い人が集まるのが病院でして、そんな中で悪夢を見たりするのはまあ仕方のないところかと。
前回入院した時には一晩中部屋の中を誰かが歩いていましたw 自分が起きているのか寝ているのかも曖昧で、女医さんのお尻を触ったら腕をひねりあげられたので現実と認識しましたが、まああのモルフィンの浮遊感は癖になりそうですw
- 2019/01/26(土) 11:26:40 |
- URL |
- いえねこ #-
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