◆中国 オーストラリアに経済制裁事の発端は、オーストラリアが「傲慢にも」、新型コロナウイルスの発生源について独立した調査をすべきだと主張したことだった。中国はこれに激怒し、前例のない大規模な通商上の報復措置を取った。農産物から石炭まで、多分野に及ぶオーストラリア産品の輸入を凍結。両国の経済関係はあっという間にデカップリング(切り離し)の憂き目を見た。
つまり、いじられたくな部分をつんつんしてきたオーストラリアに対し中国が憤怒。
何も考えずに片っ端から輸入停止という12兆円規模の経済制裁をしたわけだ。
これにはもう一つ大きな意味があって、オーストラリアを
見せしめにすることによって
カナダ、日本、リトアニア、モンゴル、ノルウェー、フィリピン、韓国、台湾などの貿易相手国に対し
逆らったらこうなるんだからなと
恫喝しているのでございます。
制裁対象になった品目は石炭 牛肉 ワイン 小麦、羊毛、ロブスター、砂糖、銅、木材、ブドウなど。
通商上の報復はその後も収まらず、在オーストラリアの中国大使館は昨年11月、14項目に及ぶ苦情を書面でオーストラリア政府に突きつけ、これらが解消されなければ関係改善は望めないと警告した。
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オーストラリア大ピンチ・・・対中輸出の純損失額 たったの0.25%wwwしかも制裁対象外だった鉄鉱石は価格高騰により対中輸出額
10%増w
そもそも主役である鉄鉱石は中国の都合で生体代償になっていないうえに
一例をあげればオーストラリア産の石炭を輸入規制した中国はそのままでは火力発電が大幅に不足する。
それを穴埋めするためロシア、インドネシアから買占めを行った。
市場からこの2国の石炭が消え、仕方ないので日本、インド、韓国はオーストラリア産の石炭を購入する。
つまり
「貿易転換」だ。
結果的に
絶大な力を世界に見せつけようと思った中国だが、案外ショボいことがバレてしまった。まあアレです。 資源のある国は強いということでございます。
日本や韓国が同じようなことをしたら大変なことになりますわな。
例えば中小企業が大企業の下請け仕事だけに依存した経営をしていたとしますよ?
そんでもってその大手の担当がへそを曲げちまったり、新進の競合が現れて
価格や生産能力で勝ち目がなかったら、中小などは一瞬で終わりです。
また、下請けに対して材料を売りつけたうえで仕事を与えるという農協方式の大企業もあります。
材料と発注、両面で命綱を握られているわけで、信頼できる相手ならご安泰とも言えますが・・・
日本国はですね、やはり早い所「脱中国」にシフトすべきです。
日中関係だけでなく、台中 米中関係の悪化でも中国の孤立でも日本経済の打撃は大きいのでございます。

それはさておき、習近平が顔真っ赤にして悔しがってる姿を想像すると
オージービーフを食べずにはいられない気分なのでございます。
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- 2021/11/16(火) 05:03:45|
- 何様語録
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| コメント:2
踏んばってほしいですね~"(-""-)"
って言うか、アメリカと日本がオーストラリアの援護射撃をしなきゃですよ!
中共の好き勝手にさせてはいけないです。断固阻止!!
- 2021/11/16(火) 11:07:18 |
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- 直感馬券師 #-
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ご心配無用なのでございますw
自然の摂理でオーストラリアの収支は元通り。さらには鉄鉱石の市場価格高騰で結局は制裁前より良くなってますw
各国の首脳はこう思ったでしょう。「中国、もうオワコンじゃね?」とw
そもそもですよ、中国が自国にとって本当に必要な物資は、実は自給では追いつかずに輸入依存になっていること。
場合によってはちょっとした経済制裁で崩壊してしまうのは中国自身なのかもしれません。
今宵のオーストラリアワインは美味なのでございますw
- 2021/11/16(火) 22:44:19 |
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- いえねこ #-
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